『コンタクトレンズの将来と進歩』についてです
あけましておめでとうございます。今年のお正月は皆さん、いかがお過ごしでしたか。
さて今日は、コンタクトレンズの進歩と将来についてお話しましょう。コンタクトレンズが開発されて約 50年になりますが、分厚い眼鏡が嫌いな人向けに、ハード・コンタクトレンズが最初に開発されました。その後、異物感の少ないソフトコンタクトレンズが次 第に市場を占めていく事となりました。そして現在では、目に優しいという利点により、高含水の使い捨てソフトコンタクトが主流になっています。
この使い捨てコンタクトレンズは、近視/遠視両用を皮切りに、乱視用コンタクト、老眼用コンタクト、そして、今年からはカラーコンタクトと、どんどん範囲を広げています。
現在、医療先進国・米国では、1ヶ月間連続装用ソフトコンタクトも認可されています。(ただし、これに は安全に装用するため、専門医の指導のもとに正しい知識と理解が必要です)特殊なコンタクトレンズとしては、中等度の近視に対してオルソケラトレンズと いって、就寝中の6~7時間装用しておくと、翌日から1日ないし2日間、近視を治していく方法が実用化されています。当院ですでに受けられている方の満足 度も非常に良好です。
●また、病状の質問等、色々とメールをいただいていますが、メールを読む時間もほとんど取れないためなかなかお返事ができていない状態です。新年に当たりメールボックスを整理していて随分昔の未開封メールがたくさん出てまいりました。ごめんなさい。